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青天の霹靂、満身創痍の天使

昨日の午後、一通りその日の用事を終えて、
台所でほっと一息ついた時、
ラメル、みたいな猫ちゃんが申し訳なさそうに立っているのです。
(突然、見たことがないネコちゃんが家の中にいた、
という訳です)

ラメルとそっくりだけど、小さすぎる、
だからラメルじゃなくて、、、君は誰!?

近寄ってみると、尋常ではないやせ細り方。
歩き方も変です。
なんだかとても哀れでとても臭いです。

我が家のニャンズがちょうどウエットを残していたので、
それを与えてみました。

その後、ものすごくたくさん水を飲みました。
そのとき、その猫ちゃんを観察してみて、

このまま放っておくことはできない

と思いました。

けれども、あいにく、いつもお世話になっている動物病院、
午後からお休みの日なんです。

選択肢は2つ。
急患として時間外で診ていただく or 明日まで様子を見る

どちらも気が進みません。

それなら、今、診察可能な動物病院に行くのはどうか?
そうだ、それしかない。

ということで、今までお世話になったことのない動物病院に行って、
診察していただきました。

DSCF4795.jpg
バタバタしているときに急に現れたので、、、猫カフェが雑然としています。お見苦しい点をお詫びします。本当に骨と皮しかない猫ちゃん。生きているのが不思議なくらい。

診察経過としては、とにかく脚と足の状態がひどすぎる。
やけどの可能性があるけれど、今日のところは特定できない。
まずは抗生物質で患部の状態を安定させて、徐々にすべき治療を選択して施す、

極度の脱水症状。

脚だけでなく、股の間とか下腹部、、、も皮膚の状態がおかしい。

目も、鼻も、歯も、、、至るところが悪くなっている。

ということでした。
この猫ちゃんは、2.5kgしかありません。
私は子ネコだと思っていたけれど、
先生と看護師さんによると、子ネコではない、
十分、大人の猫とのことで、驚きました。

治療の難しさだけでなく、これからこの子を、どちらの病院にお任せするか、という、「人間の都合」の厄介さも事を難しくしたと言えなくもありません。

そのせいで、先生も、今後の方向性を示しづらくなられたことと想像します。
私の方も、今日はとりあえず専門家の見解と、
「点滴と抗生物質」をうっていただければ、と思っていました。

家に帰ると、歩くことさえ困難なのに、部屋中動き回ります。
最初は何がしたいのかわからなかったけれど、
まず、ゆっくり眠るべきと思い、いろんなカゴや箱を用意したのですが、、、

結局この子が選んだのは、トイレのカプセルでした。

DSCF4801.jpg

疲れきったのでしょう。
しばらく眠っていました。
その間、この子の身に一体何があったんだろう、とか、
こんなにもやせ細って、辛いことがいっぱいあっただろう、
と思うと、可哀想でしかたありませんでした。

再び起き出して、また動き回り、
マウちゃんのトイレに入ってみたりするので、
そういうことをすると、マウちゃんがトイレを使わなくなってはいけないので、急遽、トイレを用意しました。

すると、トイレをすぐに覚えて、
その後、何度も何度もおしっこをすることになります。

結局、立派なウンチもしたし、最終的には、
夜中から明け方にかけて、下痢ウンチもしたそうです。

DSCF4818.jpg

砂とトイレが認識できる、ということは、
どこかで可愛がられた経験があるのでは?

そういえば、それほど人間を警戒する風でもありません。

一体、どういう背景を背負っているんだろう?

その後、また場所を変えて、
ひとまず、この場所に落ち着きました。

DSCF4820.jpg

夜中は、ソファーの上に行きたがったそうです。
実は、この子が座ると、膿、汁、臭い、
カサブタをこそげ取った残骸、、、などでいっぱいになるので、
母はソファーじゃなくて、カゴの中で寝てね、
と元に戻したところ、どうしてもソファーがいい、
ということだったので、希望通りにさせてあげたそうです。

(そんなこんなで、昨夜、母は眠れなかったと思います。
申し訳ないです)

もう1つ、ものすごい食欲で、
だけど歯が悪いせいかカリカリは食べないので、
モンプチスープを与えたのですが、
朝も合わせると10袋くらい食べました。

私と母の考えは、確かに、
水や食べ物を急にたくさん食べたら体によくないけれど、
モンプチスープはスープがメインだからまだましなのではないか、
そして、ガリガリに痩せた体に何よりもまず必要なのは、
“食べたい”という気持ちと、食べること、
と思って、ほしがるとき、ほしがるだけ与えました。

DSCF4828.jpg

昨夜は、我が家の「マウ、たぬ吉、ラメル」の均衡が崩れてしまい、
みんな落ち着かない状態でした。
やっと部屋に来たたぬも、ゲロピを吐いて、
再び家を出ていってしまいました。

実はたぬ、それっきり、今日1度も姿を見せず、
複雑な心境のようです。
(たった今、帰ってきたのでご安心を)

++++

今朝、この子がひょこたん、ひょこたん、
鼻をスピー、スピーと言わせながら、
私の部屋に歩いてきて、すっといなくなりました。

私はまだ眠たかったので、見過ごしたのですが、
その後、猫が縁側から下りる音がしました。

でも、ウトウトしていて、そんなに重要なことではないだろう、
最初はそう考えていたけれど、嫌な予感がして、その子を探してみると、その子はネコたちが我が家から猫道に出る場所の辺りにいて、今にも猫道に下りていこうとしていました。

私が「どこ行くの?」と言うと、「にゃ〜」と言って、
猫道に下りようとします。

そのまま、その子を下りるままにさせられるだろうか?

そこを下りたら、この子は間違いなく、死にます。
食べ物がなくて、水がなくて、傷のせいで、交通事故で、、、死にます。

だから私、嫌がるその子を抱っこして、
ソファーに連れて行きました。
朝のモンプチスープを与えると、少し落ち着いたみたい。
熱心に患部を舐め回して、眠ろうかな、
という仕草を見せる様子を眺めていると、
痛みで震えている小さな体、
それでも、いろんなこと考えて、
できるだけ迷惑をかけないようにしようとがんばる心、
何があったかわからないけど、とても辛かった日々のこと、、、

を思うと、私、できる限りのことをしなくては、
と心に誓いました。

そして、昨日の夜から決めていたことだけど、
この子は初めましての動物病院にご縁があったのだから、
「いつもお世話になっている先生に申し訳ない」とかではなく、
初めましての先生にお任せすると決めたので、

このままではいつ家を出て行くかわからない、
人間で言えば、絶対安静が必要な状況、
明日、明後日、私が不在、
これらの悩みがグルグル頭を巡るうち、

入院させていただくのはどうだろうか、と思いました。

結果的に、今現在、その子は入院しています。
月曜日に迎えに行きます。

昨日の段階では、今日は点滴だけお願いに行くつもりでしたが、
実は、入院がこの子のためにものすごく重要なこと、
ということが判明しました。

それは、入院にあたって、昨日からの経過などを、
詳しく観察してみると、

この子を苦しめている一番の原因はヤケド、
であることが確定し、
無数のウジがわいていることがわかったのです。

もしもこのウジが、内臓に達したら、
どうすることもできないそうです。

ということは、我が家でただ安静にさせていても、
状況が悪化するばかり、だったのです。

この子は朝から、外に出ようとしていたそうです。
だけど、最終的に、私に挨拶をしたかったのでしょうか、
私の部屋を通った。
私に合図を送ってくれたから、この子を探し出すことができました。

この子は、ものすごく酷い状態で生きてきたけど、
もしかしたら、ものすごく幸運な子かもしれません。

私はこの子に、大切なことを教わりました。

「命」を助けるのに、「●●先生に悪いから」という考えは必要ないということを。
そして、それは、動物病院の先生方も重々承知していらっしゃるということを。

次に、昨日の段階で、私、この子をこの先どうするか、、、
など、いろいろ先生に悩みを打ち明けたのですが、
先生の、「そういうことは自ずとわかることなので。
今は今できることを粛々とやっていきましょう」

という一言で、私の心労が軽くなりました。

お金の面では、いつも、マウちゃん貯金にお世話になります。
マウちゃんにもしものことがあった時のためのお金なのですが、
マウちゃん自身はとっても元気で、
マウちゃんはたくさんのネコさんの命を救ってくれています。

DSCF4774 - バージョン 2

取り急ぎ、ご報告です。


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プロフィール

maukoron

Author:maukoron
ねこと木を守りたい、そんな願いと祈りを込めてブログを書いています。

舞宇(マウ)は、2003年9月頃、一晩中家の外をぐるぐる、大声でなきながら回っていた子猫。

おりこうさんで、おちゃめで、ちょっぴりやんちゃな子に育ちました。

舞宇のお友だちも時々登場します。

たぬ吉たぬコアラ・ダークブラウンは2013年12月に必死の思いで捕獲してTNRをしたところ、それをきっかけに、本猫が我が家で暮らしたい、と決めたらしく、毎晩、我が家で寝ています。

ラメル(いろいろと事情があって、ふしぎ君チビ(通称ちびニャン)改名[茶々丸]改名[幸太郎]、ラメル(フランス語で「海」という意味)に至ります)はたぬ吉たぬコアラ・ダークブラウンが「こいつも面倒見てやってください」と言うので、2014年10月TNR実施したところ、すっかり我が家のネコさんになりました。

ルシエル(フランス語で「空」という意味。ラメルと合わせて「空海」完成です)は2015年8月6日の午後、家の中で申し訳なさそうにいるのを保護しました。どうして我が家の中にいたのかは不明です。ガリガリにやせ細り、体の下半分は重度のヤケドを負っていました。現在治療中です。

写真は、古いものから新しいものまでをアトランダムに、その日の気持ちで選んで載せています。

筆者maukoronはネコとピアノとヨガと瞑想と花と鳥のさえずりの声を聞くのが好き。全ての生き物が人間の都合によって不幸な思いをしない世の中になることを願っています。

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